抜け毛の原因
なぜ抜け毛がおきるのか。
抜け毛で悩む方は、最近では若年層にまで増えているようです。
髪の毛は、抗癌剤を投与された人においては、直ぐに脱毛してしまいます。
しかし、治療が終了してしばらくすれば、またもとの状態にもどります。
このような反応を示す臓器は、髪の毛以外にはありません。
このように、髪の毛はストレスに非常に弱い臓器でありますが、再生能力も非常にすぐれた臓器であるという特色があります。
ホルモンには、男性ホルモンと女性ホルモンがあります。
人の体の中で、男性ホルモンは、副腎という腎臓の上に乗っかっている豆粒大の臓器と、睾丸で作ら、女性ホルモンは、その副腎と卵巣で作られています。
男・女に関わらず、男性ホルモン・女性ホルモンの両者を持ち合わせているのです。但し、その量の差はあります。
一般的に、男性ホルモンが多いと毛の量が多くなり、女性ホルモンが多いと毛の量は少なくなります。
しかし、頭頂部(頭のてっぺん付近)の毛については少し様子が異なり、体の毛は濃いにもかかわらず、頭頂部だけ毛の薄い人も多く見かけます。
このような人(多くの抜け毛で悩む人)では、ホルモン的には、まだ不明な部分が多いようです。
頭頂部にも男性ホルモンはどんどん分泌されているのですが、その部分の毛のホルモンレセプターが反応しなくなっているのです。
ホルモンの問題として抜け毛をとらえてみると、頭の毛が薄くなってしまってから、女性ホルモン・男性ホルモンだけで、髪の毛をもとに戻すことは不可能ということです。
知っている人も多いかもしれませんが、髪の毛の成長は夜間に行われて、昼間は成長しないのです。
これは、昼間は血液が、脳・筋肉・消化器等に比較的多く循環していて、夜間では、骨・皮膚に多くの血液が循環するようにできているからです。
そして、夜間皮膚に十分な血液が流れることにより、毛の成長が行われるのであります。
これらのシステムは、実際の行動だけではなく、体内時計にも支配されています。
したがって、昼夜の逆転生活・夜更かし等は、抜け毛のためには良くありません。
喫煙時には、二酸化炭素・タール・ニコチン等と同時に、一酸化炭素をごく微量ですが吸い込む結果になります。
この一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと非常にくっつきやすく、離れにくい性質も持っています。
ヘモグロビンにくっついた一酸化炭素が、毛細血管の壁にわずかな傷をつけるのです。
それがたびたび続きますと、毛細血管が硬くなり、十分な血流ができなくなる可能性も指摘されています。
だからこそ、抜け毛に悩んでおられるヘビースモーカーの方には、健康と抜け毛予防のために禁煙するように勧められます。
昆布を食べると『髪の毛に良い』とか言われていますが、日本の食料事情からすれば、普通の食事を普通に摂ることで十分な栄養価はあります。
ただ、無理なダイエットで急速に体重減少を生じた人では、様々な体調異常とともに、抜け毛も急速に進むことがあります。
必要以上の急速なダイエットはやめましょう。
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